白い窓枠とガラス

省エネ効果も期待できる交換可能なペアガラスの特徴

室内の間仕切りガラスガラスは余程のことがないかぎり壊れることはなく、交換することもありません。よって、その機能性を意識している人も少ないでしょう。しかし、実はガラスには様々な特性があり多くの役割を担っています。たとえば人が暮らす空間に暖かな自然光で明かりを照らすのもガラスの役目です。窓の大きさによって空間の明るさは格段に変わり、その演出が人の気持ちに大きな影響を与えます。形にこだわればインテリアの要素もあります。また、防音についてもガラスが担う要素は大きいです。ガラスひとつの性能によって近所に気を使わなくて良い暮らしを手に入れることも可能です。セキュリティの問題においても、空き巣などの犯罪者はまずガラスを意識します。そのガラスがどのように見えるのか、破りやすいかを観察します。このように、人はガラスにいろいろな機能を求めています。そうした中で日々ガラスの研究は行われています。今注目されているのがペアガラスです。ペアガラスとはガラスを何層にも重ねて丈夫にし、さらに間に特殊な技術を挟むことで用途に合わせた高い性能を実現したものです。ペアガラスの一番の特徴は断熱効果といえます。これまでのガラスは熱くなりやすく、夏場などは室温を上げてしまう要因になっていました。ペアガラスは冷暖房の使用頻度を抑える、省エネ効果もあるというわけです。